加圧シャツは着ても意味がないって本当？加圧シャツを買う前に知りたい本当の効果

このような悩みを解決します。

実際にネットなどで調べると一方のところでは、

「加圧シャツは着て使うと効果がありますよ！」

とうたわれています。

しかし一方では、

「加圧シャツなんて着たって意味がない！」

といった全く真逆の意見があります・

これだと一体どっちが正しくてどっちが間違っているのかわからなくて選べないですよね。

 

加圧シャツを着ても意味ない理由

加圧シャツを着ても意味がないと言われる理由は4つあります。

着るだけでは効果はありません

平成31年3月22日に消費者庁より出された、「加圧による渾身効果及び筋肉増強効果を標ぼうするシャツ等の販売事業者9社に対する景品表示法に基づく措置命令について」においても、「着るだけで効果がある」ということに関して言及しています。

この措置命令では、加圧シャツを着用するだけで、短期間で容易に著しい渾身効果および筋肉の増強効果が得られるかのような表示をしていたことに関して根拠となる資料の提出を、各加圧シャツの会社に求めたものでした。

しかし実際には7社からしか提出がなく、その資料でも「着るだけで効果あり」の根拠が認められないというものでした。

 

出典:消費者庁2019年3月22日「加圧による渾身効果及び筋肉増強効果を標ぼうするシャツ等の販売事業者9社に対する景品表示法に基づく措置命令について」

と思うかもしれませんが、かつては「着るだけで痩せる」とか「着るだけでムキムキになれる」などあたかも「着るだけで効果が出る」みたいな表現が多くありました。

 

食べ過ぎ防止効果正直あまりありません

確かに加圧シャツを着用することで、腹部に圧がかかることは間違いないです。

しかし正直食べ過ぎを防止するほどそこまでの圧がかかることはないです。

加圧シャツの着圧の目安になるスパンデックス配合率が17%以上の加圧シャツなら多少は食べ過ぎ防止効果はあります。

スパンデックスはポリウレタン弾性繊維の一般名称である。

Expand(伸びる)が語源で、伸縮性に極めて優れ、混紡率が低くても特性を失わないため、様々な繊維との組合せで使用される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

 

加圧シャツを着用してもムキムキになりません

私自身加圧シャツをほぼ毎日着用していますが、ムキムキになっていません。

確かにジムで加圧シャツを着用して、がっつりウエイトトレーニングをすればムキムキになれるかもしれません。

ただ着ているだけでムキムキになることはほぼありません。

 

その買い方意味がありません

加圧シャツはAmazonなどで調べるとたくさん種類が出てきます。

この基準で購入するのはおすすめできません。

特にスパンデックス配合率は加圧シャツの中でも重要なのに、それが記載されていないような加圧シャツは購入しないほうが良いです。

あとは口コミはとにかくよく見るようにしましょう

特に「良くない口コミ」がある加圧シャツは信頼して見たほうが良いでしょう。

逆に良い口コミしか入れていない加圧シャツは怪しいと思ったほうが良いです。

 

加圧シャツを着ても意味ある本当の効果

そう思うかもしれませんがそんなことありません。

加圧シャツにもしっかり得られる効果はあります。

加圧シャツを日々着て感じている効果に関して上の4点について解説していきます。

見た目の引き締め効果

2点の加圧シャツを着用して着用していないときと比較してどれだけ引き締め効果があるのかを確認しました。

スパンデックス配合率が高ければ高いほど、見た目を引き締める効果があります。

ただ薄着の服装の下に加圧シャツを着用するのであれば、スパンデックス配合率は5%ほどでも十分効果を出すことができます。

背筋を伸ばすことをサポートする効果

これは加圧シャツを着用することで背筋が自然と伸ばされるわけではありません。

加圧シャツを着用することで背中が引っ張れる感覚が持続的に起こります。

そうすることで背筋を伸ばすことに意識を向けやすくなります。

そんな中で背筋を引っ張られることにより「いかんいかん、背筋を伸ばさないと」といった感じになれます。

筋トレのサポート効果

私は筋トレをする際には必ず加圧シャツを着用しています。

それは加圧シャツを着ていない・着ているで2つの効果を見込めるからです。

加圧シャツは上半身に着圧がかかるので筋トレ中、鍛えている部位により意識を向けることができます。

よく筋トレをしていて、「あれっ全然効いている感じがしない、本当に鍛えられたのかな」なんてこと思うことありませんか？

加圧シャツを着用することで筋肉に効かせることができやすくなります。

インナーとして使うと見た目を良くできる

これは先ほどの「見た目を引き締める効果」にも関連しますが加圧シャツはインナーとして使うこともできます。

加圧シャツを着用することで得られる効果は、

• 見た目を引き締める効果
• 背筋を伸ばすことを意識させる効果

これら2点にあります。

加圧シャツを着用してこれら2つの効果を得ることができるのであれば見た目を多少なりにも良くすることができますよね。

仕事で人と会う時や、デートの時など見た目を少しでもよくできれば、うまくいくことができる確率も上がるのではないでしょうか。

 

加圧シャツの口コミを確認

SNSやAmazon・みん評などを見ると加圧シャツには良いも良くないもたくさんの口コミであふれています。

今回はそんな口コミの中でも特に多い6つの口コミに関して紹介していきます。

それぞれ詳しく解説していきます。

なお、怪しげな口コミは外して紹介するようにしています。

効果が全然なかった

1ヶ月だと加圧シャツの効果を感じるのは早いかもしれません。

いくつかの加圧シャツに効果なしという口コミの中でも気になったものをピックアップしました。

基本的に加圧シャツはあくまで筋トレや姿勢矯正のサポートシャツです。

筋トレの効果や背筋を伸ばすといったあなた自身が何かをすることで、その効果を上げてくれるものです。

正直すぐにダメになってしまった

私自身これまで10枚以上の加圧シャツを購入して使って着ましたが、1日でダメになってしまった加圧シャツには出会ったことがありません。

基本的に加圧シャツはちゃんとしたもので洗濯方法を誤らなければ、1年近くは使い続けることができます。

 

着用した効果はあった！

加圧シャツ、肩凝り解消と猫背矯正を狙って、1年着続けたら、確かに効果あった。

腹筋は #シックスパック にならないけど、これ着て真面目に筋トレやれば、割れるかも？（興味なし）

体重減ったのは、加圧効果の影響かどうか、わからないです😩#モンベリストhttps://t.co/FeQ2CeVsP0

— よわむしめがね👓 (@Yowamushi_glass) October 25, 2018

ピーク時より4kgほど痩せた 減量飯 水 加圧シャツ 腹筋ローラー を嗜んだおかげ

— に し や ん (@darkness1619) May 21, 2019

人によって得られた効果はまちまちですが、肩こり解消や姿勢矯正・色々なものをやった上で痩せたなどといった効果を感じている人はいるようです。

加圧シャツはあくまでサポートウェアなのでそれ単体で痩せるや姿勢が良くなるといった効果はあまり見込むことはできないですね。

程よい締め付け感があった

最近、美味しいもの食べ過ぎて太ってしまったので「加圧シャツ」なるものを買ってみた。
締め付け感が凄っ！#加圧シャツ #ヒロミ pic.twitter.com/wx7viDQS0C

— マッキーベース@YouTuberベーシスト (@Loopermakie) December 29, 2017

人生で初めて加圧シャツ着てるんだけど締め付けめっちゃ心地よくて猫背なくなる！！
胸と二頭めっちゃ苦しんでるけど:D

— 勇武 (@Pizzaandisamu1) March 8, 2021

加圧シャツのスパンデックス配合率によりますが、締め付け感に関しては一定の強さを感じている人が多いみたいですね。

中には締め付けすごすぎという人もいるようです。

着たことで見た目がアップした

加圧シャツのなにがいいってお腹が締められて見た目がすっきりする
もう二枚ぐらい欲しいな
普通のインナーよりかなり高いけど

— やみ🍺燗🎮 (@gamekan33) May 15, 2018

#加圧シャツ
別に痩せるわけではないが
姿勢よく体も強引に引き締められるから
見た目はすっきりなる

まあ、コルセットだな

自己暗示で多少はダイエット効果あるｗｗ

お腹部分の引き締めパワーがもう少し欲しいな
トカちゃんベルトみたいに（なつかし・・）😅

— かや@悪チン再接種まで希望 (@tokomayasi) November 8, 2017

特に仕事でYシャツを着る時により感じるのですが、下に白シャツを着るとどうしても白シャツのぶかっとした感じで少しふっくらすることありませんか？

加圧シャツだと体にしっかり密着するので、余計なブカブカ感もなく、多少引き締まった見た目を出すことができます。

姿勢矯正効果

加圧シャツ買ってみたけどすんごい姿勢良くなる
意識してなくても背筋伸ばされるからすごい

— XiLy (@XiLy_NJ) August 6, 2021

ここまでの効果は私は感じたことはありませんが、姿勢を正すように意識を向けるサポートはしてくれます

 

私が加圧シャツを使っている理由

私がほぼ毎日加圧シャツを着るのには4つの理由があります。

なおほぼ毎日といっているのは着ない時もあるからです。

こんな時ですね。

上半身の筋肉を常に意識するため

私は基本自宅で筋トレをしています。

腹筋ローラーを使うかオンラインフィットネスをやる際に加圧シャツを着用しているのですが、着ていない時は、「あれっ本当に鍛えることができたのかな？」となる時があります。

しかし加圧シャツを着用して筋トレをすると「あっ今日効いているな」と感じる時が多くなりました。

感覚論かもしれないですが、特に腹筋をする時は、あっ結構効いてるなと思うことが多くなりました。

実感て大事ですよね。

見た目を引き締めるため

普通のインナーだとどうしても少しぶかっとなっているので体型を気にする人は特によりふっくらした感じが出てしまいます。

私も特に太っていた時は着た時に腹回りがふっくらしてしまうのが嫌でした。

しかし加圧シャツを着用することで多少なり余計ばぶかっとした感じをなくすことができ、見た目も多少引き締まった感じに見せることができるようになりました。

 

と明確に引き締まった状態をイメージできてダイエットのモチベーションを保つことができます。

筋トレ中、汗をかきやすくする

私は基本毎日朝起きてすぐにオンラインフィットネス(リーンボディ)を使ってトレーニングをしています。

その時に加圧シャツを着用するのですが、未着用時に比べると圧倒的に汗のかきやすさが違います。

冷房が効いた部屋でも15分くらいの筋トレでも結構終わった後、びっしり汗をかけています。

私自身そこまでトレーニングが好きというわけでもなく、継続できるために1日20分から30分とトレーニングの時間を決めているため、その中で効率よく効かせるために加圧シャツは個人的に役に立っています。

背筋を伸ばしやすくする

 

加圧シャツで姿勢が伸びることはないですが、背中を引っ張る感覚にしてくれるので、「あっいま背筋曲がっている」と背筋に意識が向きやすくなります。

特に在宅勤務などでパソコン作業をする時間が長い人は加圧シャツを着て背筋に対する意識を向けやすくすることで、背筋を曲げることを少しは抑えられるかと思います。

 

加圧シャツとコンプレッションウェアの違い

特にコンプレッションウェアをよく使う人はこのように思うかもしれません。

しかし加圧シャツとコンプレッションウェアでは特徴や使い方で違いがあります。

これらの違いに関して解説していきます。

特徴の違い

加圧シャツは筋トレなどのサポートや見た目の引き締め効果を特徴としています。

 

加圧シャツはインナーやトレーニング用としての特徴を持つにに対して、コンプレッションウェアは運動の際にサポート用としての特徴があるようです。

効果の違い

 

これだけ見るだけでも加圧シャツとコンプレッションウェアでは見込める効果もだいぶ変わってきます。

使い方の違い

 

コンプレッションウェアはウェア自体を表に出して着用することが多いからか、デザイン性のあるウェアが多いです。

逆に加圧シャツはインナーとしての使い方が多いため、インナーとして使えるようシンプルなデザインが多いです。

 

加圧シャツを着ても意味がないのかまとめ

• 着るだけ
• 加圧シャツ単体で効果を求める
• 適当に選ぶ

このような場合は、加圧シャツは意味のないものになってしまいます。

逆に、

• 加圧シャツを使って得られる本当の効果を知る
• 加圧シャツの正しい選び方
• 運動と合わせて加圧シャツを活用する

このように使えれば加圧シャツは意味のないものから意味のあるものになります。

これらの効果を求めるのであれば、加圧シャツは使うことによる意味がありますね。